ケアマネージャー試験の受験資格について

ケアマネージャー試験には、受験資格があるので後で慌てないためにも詳しく知っておきましょう。
2018年から変更された受験資格では、まず受験資格の対象となる薬剤師や社会福祉士などの国家資格を持っていて、資格に基づいた業務に5年以上従事する必要があります。
また、相談援助業務や介護等業務で5年以上の業務経験がある方も、試験を受けることが可能です。

実務経験があることを証明するためには、試験出願の時に実務経験証明書を一緒に添付しなければいけません。
勤務している、もしくは勤務していた施設や事業所に問い合わせて証明書を発行してもらいましょう。
過去に働いていた事業所に依頼する場合は発行するために時間がかかってしまうことがあるので、早めに準備することをおすすめします。
もし施設や事業所が廃業しているなら、運営していた法人に発行を依頼しましょう。
法人も継続していない場合は、当時の相続人や責任者に作成してもらい事務所があったことを確認できる登記簿謄本を一緒に提出することで実務経験が認められます。

実務経験証明書は事務所の所在地や運営の主体、従事者名などが記載されていることが大事です。
事務所長や施設用など証明権限を有している人が記入しているか確認しましょう。
自宅で開業している場合などの事例を除いて、本人が記入した証明書は無効になってしまうので注意が必要です。

無事に合格した後は実務研修期間になり、研修終了後に介護支援専門員証が交付されケアマネージャーとして認められます。

関連サイト:ケアマネの試験に向けて